当社では年3回、全社員を対象にした全体的勉強会を実施しています。
今年度の第1回目となる今回は、「BCP（事業継続計画）」 をテーマに、災害発生時の行動と会社としての継続体制について学びました。

まず初めに、BCP構築をサポートしていただいた STF・森氏 より、BCPの運用規定について説明がありました。
目的・目標、役割分担、発動基準、連絡体制など、BCP全体の“枠組み”となる部分をわかりやすく整理していただき、研修の全体像をつかむ時間となりました。

続いて 業務管理部長 より、初動対応マニュアルについての説明です。
初動手順、避難、安否確認、災害対策本部の設置、救助・救護、帰宅困難者対応など、災害直後に社員が取るべき具体的な行動を中心に共有し、全員で“最初の動き”を再確認しました。

次に 環境事業部長 から、事業継続計画（BCP本編）について説明がありました。
参集方法、業務再開判断、事業継続班の役割、システム復旧、人員確保など、会社を止めないための復旧手順を中心に確認し、災害後の流れを具体的に学びました。

最後に 森氏 より、「今後は実際に動きを確認する演習や、班ごとの役割を実践する訓練を行っていく」
という説明があり、BCPを運用できる体制づくりに向けた今後の方針が共有されました。

今回は、動画・写真スライドなどを総務の担当者が事前に準備し、視覚的に理解しやすい研修になるようサポートしました。そのおかげで、参加した社員からも「イメージしやすかった」「自分の役割が整理できた」といった前向きな声が多く聞かれました。

災害はいつ起こるかわかりません。
当社は今後も定期的な訓練と改善を重ね、“災害に強い会社づくり” を全社一丸となって進めてまいります。